初めまして!Hurariと申します。
今回は、高専から大学への編入受験で活躍した「本当におすすめの参考書」をご紹介します。
私は「高等専門学校」いわゆる高専に在学していました。
大学編入するために参考書を購入した中で、これさえ押さえていれば!というものをまとめています。
皆さんもご参考にしてみて下さい。
この記事におすすめの方は?
- 大学編入を考えている
- 専門分野に対してさらなる理解を深めたい
- 保護者として色々な教本を知っておきたい
- 高専からの編入に特化した参考書を知りたい
おすすめの参考書まとめ
まず、私のおすすめする参考書を分野ごとにまとめました!
数学系
- 編入数学徹底研究(金子書房)
- 数学/徹底演習(森北出版)
- 線形代数(マセマ出版社)
- ベクトル解析(マセマ出版社)
- 複素関数(マセマ出版社)
- 細野真宏の確率が本当によくわかる本(小学館)
英語系
- 総合英語Forest(桐原書店)
- ポレポレ英文読解プロセス(代々木ライブラリー)
- やっておきたい英語長文500(河合出版)
- 英作文講義の実況中継(語学春秋社)
- ビジュアル英文解釈(駿台文庫)
- DUO3.0(アイシーピー)
物理系
- 基礎物理学演習(サイエンス社)
- 演習力学(サイエンス社)
- 電磁気学演習(サイエンス社)
- 力学(マセマ出版社)
- 名門の森(河合出版)
- 物理のエッセンス(河合出版)
それでは、ここから具体的にご説明していきたいと思います。
数学の勉強でおすすめの参考書

編入数学徹底研究(金子書房)
こちらの参考書では数学の基礎を網羅的に学習することができます。
また、解答に必要なテクニックを習得することができるので、非常にオススメです。
1周目は多少難しいと感じるかもしれませんが、繰り返し活用することで、基礎が定着していきます。
私はこれに加えて次の「数学/徹底演習」をひたすら学習しました。
もし、さらに難易度の高い数学対策をしたい方は「編入数学過去問特訓(金子書房)」をおすすめします。
数学/徹底演習(森北出版)
こちらも数学の範囲を網羅的に学習することがきます。
基礎から難しい応用まで問題があるので、繰り返し学習することで数学対策ができます。
ただし、解説が省略されている部分などがあるため、解答の理解につまづく部分が多少あります。
しかし、先程の「編入数学徹底研究」と合わせて学習すれば、これ以外の参考書はほぼ無くても大丈夫と言えるくらい数学を勉強できます。
線形代数(マセマ出版社)
ここからは問題解答というより、個別分野の理解を深める参考書になります。
こちらのマセマ出版社の参考書シリーズは初学者にも優しく、丁寧な解説で非常にわかりやすいです。
ハミルトンの定理やシュミットの直行化法などが苦手な方にオススメです。
私の考えでは、”わかりやすい参考書”を使用することが一番効率のいい勉強法だと考えているため、苦手な分野のマセマシリーズを購入することをおすすめします。
ベクトル解析(マセマ出版社)
先程のマセマシリーズのベクトル解析版になります。
行列式やストークスの定理、ヘルムホルツの定理などが苦手な方はぜひ一度、手に取っていただきたい参考書になります。
複素関数(マセマ出版社)
マセマシリーズの複素関数版になります。
複素関数は高専の講義で習わない場合もあるため、非常に活躍しました。
また、先の徹底研究・徹底演習の問題では、複素関数に関する部分が多少手薄になっているため、基礎を理解できるこちらの参考書がおすすめです。
細野真宏の確率が本当によくわかる本(小学館)
確率に特化した参考書になります。
私は確率が非常に苦手だったのですが、こちらの参考書で勉強すると確率の考え方がスッと理解することができました。
ただ、割と分厚い参考書になっているので根気が必要となります。
確率の苦手な方はこちらの参考書をおすすめします。
徹底研究・徹底演習で繰り返し問題を解きます。
各分野の理解が定着していない部分については、マセマシリーズ等で苦手を克服です!
英語の勉強でおすすめの参考書

総合英語Forest(桐原書店)
こちらは英語の文法を網羅的に学習することができます。
また、英語の教材としてすでに講義で使用している高専もあると思います。
私の場合、英語学習の際にわからない文法があったときの辞書として活用していました。
ポレポレ英文読解プロセス(代々木ライブラリー)
英文の読解のやり方、テクニックを学習することができます。
特に、この参考書はページ数もそれほど多くないため、しんどさを感じずに楽しく勉強することがきます。
こちらは、英文を構造化して読解していくというやり方を学ぶことができるので、何度も繰り返し勉強することで、英文読解力がつきます。
やっておきたい英語長文500(河合出版)
こちらは英語長文300/500/700とシリーズ化されているものの、中級と行った位置づけでしょうか。
先程のポレポレで読解力をつけ、こちらの長文問題でそれを実践していくという学習方法ができます。
ただし、こちらの参考書の解説が多少物足りない部分もあるので、注意して下さい。
英作文講義の実況中継(語学春秋社)
英作文対策の参考書になります。
日本語から英語に訳す際に、いかに簡単に文章を書くかが学習できます。
また、誤答例もあり、解説もわかりやすいため、英作文が試験にある方だけでなく、普段英語を勉強している方にもおすすめできる参考書です。
ビジュアル英文解釈(駿台文庫)
こちらは英文法と英文構造が理解できます。
こちらの参考書はⅠとⅡのシリーズがあり、どちらもおすすめです。
レビューを見ると分かりづらいというコメントもあるのですが、私は目から鱗のような解説がたびたびあり、非常に読みやすかったです。
英文の理解を深めたい方に特におすすめです。
DUO3.0(アイシーピー)
こちらは有名な単語学習の参考書になります。
例文が560もあり、その文章をシャドーイングすることで単語も覚えられるというものになります。
朝の隙間時間などに学習できるので、習慣化しやすくおすすめです。
ただし、私がそうだったのですが、毎日1ページ目からという風に学習すると最初だけ暗記してしまい、後半がおざなりになるので、学習方法に注意して下さいね。
物理の勉強でおすすめの参考書

基礎物理学演習(サイエンス社)
こちらはⅠとⅡのシリーズがあります。
1は力学・熱・波動の範囲、2は電磁気といった範囲を学習できます。
そのため、物理学の範囲を幅広く抑えることができます。
また、解説が丁寧なので物理学が苦手な方も取り組みやすいです。
ただし、難易度は中といった感じなので、専門的な物理を学びたい方は別途参考書の購入をおすすめします。
演習力学(サイエンス社)
こちらは力学の演習問題に特化した参考書になります。
力学の基礎を理解することができるため、演習問題を解きたいという方におすすめです。
ただし、力学が全く苦手という方は多少難しいと感じるかもしれませんので、後にご紹介する参考書も一緒に購入することをおすすめします。
電磁気学演習(サイエンス社)
こちらは電磁気学に特化した参考書になります。
電磁気学の演習問題を解きたいという方におすすめです。
こちらの参考書を使うと一通り電磁気学を習得することができます。
力学(マセマ出版社)
数学系のおすすめでもご紹介したマセマシリーズになります。
専門分野の学習項目に関しても参考書があるので、「力学とは?」をイチから振り返りたい方にこちらがオススメです。
名門の森(河合出版)
こちらもⅠとⅡのシリーズがあります。
標準問題から難関大学レベルの問題があり、やりごたえのある参考書となっています。
基礎をしっかりと勉強した状態から取り組むことをおすすめします。
物理のエッセンス(河合出版)
こちらは力学・波動と熱・電磁気・原子と分野が分かれた2冊展開になっています。
最初に物理学の基礎を学ぶのにおすすめの参考書になります。
まさに物理学の解き方のエッセンスが記載されているので、分かりやすく取り組みやすいです。
また、160ページ程とそこまで分厚くない参考書ですので、ページ数が進んでいく実感を得やすく、モチベーションが継続しやすいです。
高専に関するオススメの記事
ここまで私のおすすめの参考書をご紹介しました。
ここに挙げた参考書を一通り網羅すると、難関大学レベルの入試はばっちり対策できると思います。
ただし、旧帝大・東工大といった最難関大学への編入には、さらに難問対策ができる参考書を購入することをおすすめします。
この記事がみなさんの受験勉強の参考に少しでもなれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました。
受験勉強メリハリよく頑張って下さい!