初めまして!元高専生のHurariと申します。
今回は、高専の寮生活のリアルな日常をご紹介します。
私は「高等専門学校」いわゆる高専に在学していました。
そこでの生活でどんな規則があったか、友人関係とかどうなの?についてご紹介したいと思います。
これから寮生活を送る人や、寮のある学校に行くべきか悩んでいる方など、少しでも寮生活に対する不安の軽減にお役立てれば幸いです。
是非、ご参考になさって下さい!
この記事におすすめの方
- 寮のある高校に入学しようと考えている方
- これから寮生活を控えていて不安の方
- お子様が寮生活を送っていて心配なご家族の方
目次
寮生活にはどんな規則があるの?
寮生活にはどんなルールがあるのか、私の経験をもとにまとめました。
- 点呼制度
- テレビ・ゲーム持ち込み禁止
- 自習学習時間
- 消灯時間
遊び盛りの高校・高専生にとってはなかなか厳しいルールになります。
これらの4つルールの詳細を確認していきましょう。
点呼制度
点呼制度は、朝と夜に寮生がちゃんといるかを確認するために行われます。
私の場合は、平日は朝7:30と夜22:00に、休日は8:00と22:00に点呼がありました。
休日、帰省などで不在になる場合は、事前に外出届を寮のスタッフに提出しておく必要があります。
点呼に出れないとどうなるの?
寝坊や遊びに出かけていて点呼に間に合わなかった場合、減点をくらいます。
この減点が積み重なるほど、退寮の対象になってしまいます。
私が寮生活を送っていた頃は、朝点呼欠席で-1点のように減点数が決まっており、-5点になると退寮になるということが規定されていました。
もちろん、寮生活先での規定によって若干違いはあると思いますので、詳細は寮生活先のルールをご確認下さい。
テレビ・ゲーム持ち込み禁止
個人的にはこれが一番厳しかったです。
私が住んでいた寮では、テレビ・ゲームが持ち込み禁止で、高専3年〜はテレビ持ち込みOKというルールでした。
パソコンはレポート作成で必要なため、持ち込みOKだったことから、皆なんとかパソコンとスマホで暇を潰す生活を送っていました。
しかし、今は当時から比べてテレビ離れがより進み、スマホやパソコンのアプリもずっと充実していることから、あまり苦にならない人も多いかもしれませんね。
どうしてもSwitchでゲームしたいんだけど…
そんな方も沢山いらっしゃるかと思います。
私が寮生活を送っていた時も、PSPをバレずに持ってきているという友人がいました。
しかし、寮生活では抜き打ちチェックという禁止されている物を持ち込んでいないか、予告なしに確認される機会があります。
その場で見つかってしまえば、減点となり退寮になるリスクがあるということはご認識下さい。
自主学習時間
私が住んでいた寮では、1日のうち2時間(20:00-22:00)の自習時間が設定されていました。
もちろん目的は、予習復習に励むことです。
この時間帯は、雑談でうるさくしていたり、テレビの騒音は禁止というルールになっており、しっかり勉強しているか寮のスタッフが見回りに来ていました。
もちろん自習時間であっても漫画を読んでいたりする人もおり、これに関しては寮のスタッフも「勉強しろよ〜」くらいの感じです。
自習時間に勉強していないから減点!とはならないため、そこは安心して下さい。
※とてもルールに厳しい寮ならあり得なくもないですが、今時そんな寮はないと信じたい…
消灯制度
寮生活では消灯時間が設けられています。
私の寮では23:00に消灯となり、室内灯のブレーカーを落とさなければなりませんでした。
もし23:00以降も電気をつけてたらどうなるの?
消灯時間になると寮のスタッフが巡回を始めるため、部屋のブレーカーが上がっているとよく落とされました。
また、深夜にこそっと電気をつけていた場合でも、警備の人の巡回でバレてしまえば注意を受けることになります。
これに関しては減点の対象にもなりうるので、みんなライトスタンドでやりくりをしていました。
もし、消灯後も作業したいなという場合は、お好みの明るさに調整可能なライトスタンドがあると便利です。
寮ではどんな生活を送っていた?
寮生活での消灯や点呼のルールをふまえて、実際にどんな生活を送っていたをグラフにしました。
高専1〜2年目はこのような生活でした。
自習時間以外は基本的に友達の部屋に行って喋ったり、休日は部活やご飯を食べに学校近くを散策していました。
もちろん受験前は勉強メインの大変な時間を送りましたが、基本的には友人と一緒にいる生活スタイルです。
寮生活に対する主な不安にお答え
ここからは寮生活に対する、主な不安にお答えしていきたいと思います。
今後の寮生活に不安な方は、ぜひご覧ください。
友達はできる?
- 寮生活って何人かで1つの部屋ですよね。友達できるか心配だな…
- 最初は同部屋の場合が多いと思います。友達は沢山できます!
やっぱり生活を共にするので、いろんな方とコミュニケーションの場があります。
そこで気の合う友人が自然にできていくと思います。
- 最初の部屋の相手と合わなかったらどうしよう。
- はじめは先輩の寮生+同期といった数人の部屋になると思います。
もし、そこで困ったことがあれば、先輩の寮生が対応してくれます。
また、同期と気が合わなくとも、半期に一回くらい部屋替えのタイミングがあるので、ずっと一緒ということはありません。
ご飯は美味しい?
- 寮のご飯が口に合わなかったらどうしよう…
- 寮のご飯は、あまり期待しない方がいいかもしれません。
私の身の回りでは、自分でドレッシングや調味料を持参している人も多く、好みの味に調整していました。
苦手なメニューの時は、共用スペースのキッチンを使って料理もできるので、基本的な料理グッズの持参がおすすめです。
※冷蔵庫や電子レンジは持ち込み禁止で共用の場合が多いので、基本保存食になるかと思います
対人関係の問題は?
- 寮生活でいじめとかない?
- 私の身の周りではいじめは見かけませんでした。
もちろん血気盛んな10代が一緒に暮らすので、合う合わないはあります。
ただ、人の悪口ばかりで誰から見てもあいつは嫌なやつだなという人は、最初の1年目で見かけなくなります(退寮や退学)。
寮のスタッフや先輩寮生もいるので、何か問題が起きれば相談もでき、対処してくれると思います。
急な体調不良など対処は?
- 急に体調が悪くなった場合はどうすればいい?
- そんな時は、友達に寮のスタッフを呼んできてもらうようお願いしてください。
寮にはスタッフが常駐しているので、救急車を呼んだり、応急処置をしてくれます。
基本的には市販薬を常備しておくのがいいと思います。
寮生活にあった方がいいものは?
- 寮生活に必要なものって何?
- 歯ブラシ等の必需品は除き、これ使ってたなというものを一覧にしたのでご確認下さい!
家電関係であると便利なもの
- パソコン
- ドライヤー
- ライトスタンド
- 電気ケトル
- 卓上扇風機
生活グッズであると便利なもの
- 延長コード
- ベッドすのこ
- 洗濯物かご / 洗濯干し紐
- お風呂グッズ入れ
基本的な洗濯機や掃除機は共用品としてある場合がほとんどなので、準備する家電は小さいものばかりです。
アイロンなどは場合によっては危険物として禁止されている場合も多いので、寮の規則を確認して必要な場合は持っていきましょう。
また、100円均一で十分に活用できるアイテムもあるので、お出かけの際にチェックしてみて下さい。
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いかがでしたでしょうか。
寮生活は私の人生において、非常に貴重な経験だったと思います。
私も最初は不安でしたが、寮生活は慣れてくるととても楽しいです!
今後寮生活をさせる方もされない方も、何か少しでもご参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!