初めまして!猫と暮らすDIYが趣味のHurariと申します。
突然ですが、猫と暮らしの方はお家にキャットウォークが欲しいなと思われたことも多いのではないでしょうか。
私も猫さん2匹と一緒に暮らしており、猫の遊び場があればと思うことがしばしば。
さらに肉球も見れたら最高だなと…。
そこで、今回は「ペットの肉球が丸見え!」をコンセプトに、誰でも作れるキャットウォークをDIYしてみました!
キャットウォークが気になる皆さん、ぜひご参考になさって下さい!
この記事におすすめの方は?
- ペットの肉球を眺めたい方
- 猫が快適なスペースを作りたい方
- 賃貸OKで低予算なキャットウォークが欲しい方
肉球丸見えキャットウォークのDIYについて
はじめに、私がDIYで作ったキャットウォークがこちらです。
こちらのキャットウォークのポイントは2点あります。
- ポリカーボネートで肉球が丸見え!
- 組み立てしやすい分割構造
キャットウォークの全体像をもっと細かく見たい!
そんな方もいらっしゃるかと思い、3Dモデルを作成いたしました。
3Dモデルでは、キャットウォークの構成がどんな感じかを確認することができます。
実際の完成品のイメージにつながるので、ぜひご参考になさって下さい!
キャットウォークのDIYにかかる費用と時間
キャットウォークを作製するのにかかった費用と時間はこちらです。
費用 | 時間 |
---|---|
¥ 23,631 | 4h |
私が調べたところ、専門の業者に依頼するとなると60,000円以上かかりそうです。
DIYでは費用をグーンと抑えられるのでオススメです!
それでは、具体的に肉球丸見えキャットウォークの作り方をご紹介します!
キャットウォークのDIYに必要なもの
肉球丸見えのキャットウォークを作るために必要な材料は下記です。
少し多いので、準備漏れには注意して下さい。
準備物 | 個数 | 使用目的 | 価格 |
---|---|---|---|
木材:2×4 | 4 | 支柱 | ¥3,872 |
木材:2×4余材 | 2 | 幅板 | ー |
木材:2×3 | 2 | 長手支柱 | ¥2,816 |
下枠木材 | ー | 下枠 | ¥704 |
上枠木材 | ー | 上枠 | ¥1,068 |
平板木材 | ー | ウォーク板 | ¥2,961 |
ポリカーボネート | 1 | 透明ウォーク板 | ¥5,500 |
ラブリコ | 4 | 支柱 | ¥3,416 |
補助金具A | 4 | 支柱の固定 | ¥1,592 |
補助金具B | 4 | 支柱の固定 | ¥1,372 |
皿木ねじ | ー | ねじ | ¥ 330 |
ドライバ | ー | ねじ締結 | ー |
ノコギリ | ー | 木材カット | ー |
やすり | ー | 磨き | ー |
ボンド | ー | 枠板の固定 | ー |
滑り止め | 6 | ポリカーボネート用 | ー |
木材の種類が多く、買い間違えにも注意が必要です。
こちらの材料一覧をチェックリストにして、買い物の忘れ防止にご活用ください。
今回のポイントはなんといっても、透明なポリカーボネートになります。
こちらはネットでサイズを指定して購入することをオススメします。
また、色やデザインにこだわりのある方はニスを追加で準備すると、1点モノのキャットウォークが作れます!
肉球丸見えキャットウォークの作り方
ざっくり説明すると9工程でキャットウォークが完成します!
- ラブリコを使用して2×4木材の支柱を設置する
- 支柱の間に幅板を固定する
- 幅板に2×3木材を固定する
- 下枠板に上枠板をボンドで固定する(長手方向)
- 3分割にカットする(分解しやすいようお好みで)
- カットした枠に下枠板と上枠板をボンドで固定する(幅方向)
- ポリカーボネートを設置する場所に滑り止めを貼る
- 3分割にした枠を梁に固定する
- 板材とポリカーボネートを枠に嵌める
やることは少し多いですが、内容はとても単純なので、主婦の方やサラリーマンの休日に作ることができます。
キャットウォークのDIYに取り掛かる前のポイントとしては、
- 3Dモデルを見ながら、お部屋に欲しいキャットウォークの図面を書く(大体でOK!)
- 木材購入時はホームセンターでカットしておく
- 猫のサイズを確認してから材料を購入する
この3点に注意しておくと、作業がとてもスムーズになるのでオススメです。
手順が多いですが、やることは単純です!
一つずつ手順をご説明しますので、材料を揃えて一緒につくってみましょう!
作り方①:ラブリコを使用して2×4木材の支柱を設置する
まずは「ラブリコ」というDIYに大活躍のアジャスターを使います。
ラブリコを使うことで簡単に2×4木材を好きな場所に設置することができます。
支柱を設置してみて、完成後の雰囲気、部屋のデザインを確認しておきましょう!
ラブリコの使い方は?
- 設置したい場所の高さを測定する
- 測定した高さから95mmを除算した長さの2×4木材を準備する
(例:天井まで2500 mm → 2×4木材:2405mm) - ラブリコのアジャスターを上下に取り付ける
- 付属のネジを回転させてお好みの場所に設置する
作り方②:支柱の間に幅板を固定する
設置した支柱に、2×4木材の余った部分をカットした幅板をL字金具で固定します。
こちらの余材の長さによってキャットウォークの幅が決まります!
私は330mmの長さの余材を固定していますが、猫も窮屈そうでなく快適に活用しています!
作り方③:幅板に2×3木材を固定する
固定した幅板に2×3木材をのせてL字金具で固定します。
もし設置場所が広く、キャットウォークの長さが大きくなる場合は作り方①で設置した支柱の数を増やして下さい。
私の設置場所は長さ2500mmですが、支柱は両端だけで十分に強度があります!
作り方④:下枠板に上枠板をボンドで固定する
ここから、キャットウォークの板をのせる枠を作製します。
ちなみに、引っ越しや模様替えで分解・再組立がしやすいように分割して作製しています。
まず、下枠板と上枠板の長手方向(長さが大きい方向)の端をボンドで固定します。
作り方⑤:3分割にカットする
分割しやすいように先程作製した枠板をカットします。
あらかじめ平板とポリカーボネートの大きさを測っておき、はめ込む長さに応じて枠をカットして下さい!
ご自宅のノコギリでカットする際は、怪我に注意して下さい。
枠のカット寸法の決め方は?
- (カット寸法)=(平板・ポリカーボネートを置いた長さ)+(作り方⑥で固定する上枠幅)+(カット・取り付け誤差 2mm程)
作り方⑥:カットした枠に下枠板と上枠板をボンドで固定する
カットした枠の幅方向に板を固定します。これで枠の作製は完了です!
作り方⑦:ポリカーボネートを設置する場所に滑り止めを貼る
滑り防止とクッションとしての役割のため、ポリカーボネートを置く枠に滑り止めを貼ります。
滑り止めシールは100均のもので十分です!
作り方⑧:3分割にした枠を梁に固定する
作り方④〜⑦で作製した枠を梁(長手支柱)に固定します。
ねじで固定しているのですが、段差ができないように平皿ねじの使用がオススメです。
作り方⑨:板材とポリカーボネートを枠に嵌める
いよいよ最後です!板材とポリカーボネートを作った枠に嵌め込めば完成です!
こちらの動画でもざっくりと作り方を説明していますので、写真ではなく動画で確認したいなという方はぜひご覧ください。
使用した主な材料
キャットウォークの強度が心配な方へ
今回ご紹介したキャットウォークの強度が必要な部分について、自動計算フォームと強度の考え方を解説しています。
「壊れないキャットウォークを自作できるかな?」と心配の方はぜひチェックしてください!
キャットウォークを作ってみた感想
肉球が見えるってなんといっても最高です。
また、猫たちも楽しそうに登り降りしており、運動にもなって良いですね。
強度も問題なしなので、気になる方はぜひDIYをご検討ください!
今回ご紹介したキャットウォークの作り方で、注意点を挙げるとすると下記になります。
- 猫の爪が板材・ポリカーボネートに引っかからないよう段差に注意する
- 木材のささくれ対策として、やすりで磨く
- デザイン性UPのためニス塗りもオススメ
- キャットウォークの両端にキャットタワーなどの登り下り場を作る
- 賃貸の場合、壁で爪研ぎしないように端っこに空間を作る
- 天井に猫が頭をぶつけないよう、高さに注意する(私は天井から400mm開けてます)
何より大事なのは、猫ちゃんが快適・安全にキャットウォークを活用することです。
そのため、段差やささくれには十分注意してDIYして下さい。
その他おすすめのDIY
これらの注意点に気をつけながらDIYしてみて下さい。
この記事がキャットウォークの導入にお悩みの方の、お役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。